ニンニクプロテアーゼ活性の加工・貯蔵による変化(自然科学編)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ニンニク鱗茎中に存在するプロテアーゼの活性について調べた結果、最適温度は約30℃、最適pHは7付近であった。ニンニクを室温・冷蔵・冷凍で貯蔵すると、プロテアーゼ活性が日数経過とともに低下した。冷凍貯蔵では室温、冷蔵貯蔵に比べてゆっくりと低下した。酢漬・しょうゆ漬・ハチミツ漬で貯蔵したとき、プロテアーゼ活性は低下と上昇を繰り返し、室温貯蔵よりも活性が高かった。ニンニク鱗茎をブランチングしたところ、処理温度の上昇と時間が長くなるにつれて活性は低下した。また、電子レンジ処理では、処理時間が長くなるとともにプロテアーゼ活性は急激に低下した。
- 九州女子大学・九州女子短期大学の論文
著者
-
塚本 貞次
九州女子大学家政学部家政学科
-
塚本 貞次
九州女子大学家政学部
-
塚本 貞次
九州女子大学家政学部家政学科管理栄養士専攻
-
松尾 志穂
九州女子大学家政学部家政学科管理栄養士専攻
-
本郷 涼子
千住病院栄養課
関連論文
- ニンニクのレクチンの精製と性質
- マダケ(真竹)中に存在するプロテア-ゼの性質
- 天然酵母利用パンについての評価(自然科学編)
- ニンニクオリゴ糖の精製とその生理的活性
- ニンニク由来オリゴ糖の精製と性質(自然科学編)
- 植物性食品の調理によるプロテア-ゼ活性の減少
- キャベツのプロテア-ゼについて
- ハチミツのα-アミラ-ゼについて
- ニンニクプロテアーゼ活性の加工・貯蔵による変化(自然科学編)
- 缶詰パイナップルのプロアテ-ゼ活性
- ヒラタケプロテア-ゼの精製と性質
- 活動区域別歩行率からみた日常身体活動量評価の試み