「文化としての音」はどう捉えられてきたのか : 19〜20世紀ハンガリーの伝統音楽研究をめぐって
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概要
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19世紀以降からハンガリーでも各種の民謡集が編まれるようになったが、それらには民謡に対する当時の理解と、民謡に対して人々が求めていた姿が反映されている。音楽学が確立する以前の時代にどのような人々が何の目的で民謡を集め、それが後世にどのような影響を与えたのか、バルトーク、コダーイの研究とどのような連続性をもつのかを振り返り、その上で現在のハンガリー音楽研究がかかえる問題に言及する。
- 国立音楽大学の論文
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