Snaring と Nd-YAG レーザー照射が奏効した右上葉亜区域気管支発生平滑筋腫の 1 例
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概要
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気管, 気管支平滑筋腫は稀な疾患であるが, 気管支鏡検査の普及により, その報告例は徐々に増加している。本邦での報告例は, すべて区域気管支より中枢側での発生例であったが, 我々は肺炎を契機にして積極的に気管支鏡検査を施行したことにより, 亜区域気管支発生の平滑筋腫と診断することができた。症例は29歳の女性で, 9ヵ月間に2回, 右S^3領域の肺炎に罹患したが, そのつど, ofloxacinの投与にて治癒した。当初より肺炎の原因として中枢部の気道病変の存在を疑い, 気管支鏡検査を施行, 右B^3_b発生の平滑筋腫と診断された。内視鏡的に行ったSnaringとNd-YAGレーザー照射が奏効し, 治癒した。
- 日本呼吸器内視鏡学会の論文
- 1989-04-15
著者
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菊池 典雄
千葉市立海浜病院呼吸器内科
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菊池 典雄
千葉市立海浜
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山口 豊
千葉大学医学部肺癌研究施設外科
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藤沢 武彦
千葉大学医学部肺癌研究施設外科
-
卜部 憲和
千葉大学医学部肺癌研究施設外科
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武田 恒弘
沼津市立・呼吸器外科
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武田 恒弘
千葉大学医学部肺癌研究施設外科
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小野崎 郁史
千葉市立海浜
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小野崎 郁史
千葉大学肺癌研内科
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菊地 典雄
千葉市立海浜病院内科
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武田 恒弘
千葉大学医学部肺癌研究施設 外科
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山口 豊
千葉大学医学部肺癌研究施設 外科
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