インターネットが可能にした爆発天体の早期観測
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概要
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宇宙ではガンマ線を数秒間だけ大量に放出する大規模爆発が起っている。ガンマ線バーストと呼ばれるこの現象は爆発後に他波長の電磁波を残光として放出することから、特に可視光残光から対応天体を特定することが正体解明のために重要視された。しかし残光の明るさは時間の経過とともに急激に暗くなる。我々は人工衛星による爆発現象の発見とインターネットによる通報を利用することにより、爆発直後の観測を可能とし、ガンマ線バーストが宇宙初期のブラックホール形成と関係深いことを見出した。
- 2006-01-04
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