日本の牛群における牛ヘルペスウイルス 2 (BoHV-2) に対する中和抗体の検出(短報)(ウイルス学)
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概要
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1997∿1998年に採取された27道県の牛血清1,819例のうち, 18例がBoHV-2中和抗体陽性だったが, 陽性牛は主に亜熱帯地域にある2島で認められた.1999∿2001年に, これらの島を含む3島の牛血清を調べたところ, これらの島がBoHV-2の流行地であることが確認された.しかし, BoHV-2感染に起因する疾病が認められなかったことから, 牛群での感染は不顕性感染と思われた.今回結果から, 日本の牛群においてBoHV-2の感染のあることを初めて示した.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 2005-03-25
著者
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石原 涼子
動物衛生研究所北海道支所
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西森 知子
(独)動物衛生研究所北海道支所
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石原 涼子
(独)動物衛生研究所北海道支所
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今井 邦俊
(独)動物衛生研究所感染病研究部
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石原 涼子
(独)動物衛生研究所北海道支所:(現)帯広畜産大学大動物特殊疾病研究センター
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西森 知子
(独)動物衛生研究所北海道支所:(現)帯広畜産大学大動物特殊疾病研究センター
-
西森 知子
(独)農業技術研究機構動物衛生研究所北海道支所
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西森 知子
動物衛生研究所
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西森 知子
動物衛生研究所 感染病研究部
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今井 邦俊
(独)動物衛生研究所北海道支所:(現)帯広畜産大学大動物特殊疾病研究センター
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西森 知子
(独)動物衛生研究所・北海道支所
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