馬のゲタウイルス感染症の再流行
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概要
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1983年夏〜秋に日本各地の馬に, 発熱, 発疹, 浮腫を伴う疾病の流行がみられ, ウイルス学的および血清学的にゲタウイルス感染によることが明らかにされた. 発症馬血液から分離されたウイルスは, 1978年の本病流行の際に分離されたSakai株と血清学的に同一であり, 本病は抗体保有馬の全国的減少とともに再流行したものと思われる.
- 社団法人日本獣医学会の論文
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