遺伝子組換えヒト型顆粒球・マクロファージコロニー刺激因子の正常カニクイザルの造血に対する作用
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概要
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遺伝子組換え法により生産されたヒト型顆粒球・マクロファージコロニー刺激因子のin vivoでの生物活性を正常カニクイザルを用いて調べた. 100μg/kgの単回静脈内投与では, 投与から12時間後をピークに好中球を主とする末梢白血球数の上昇を認めた. また, 20μg/kg/dayの10日間連続静脈内投与では, 好中球, 好酸球, リンパ球を主とする末梢白血球数のmulti-lineageな上昇および血小板数の上昇を認めた. 20日間連続静脈内投与では, 白血球数および血小板数の上昇に加えて, 血小板数と逆相関する平均血小板容積の低下を確認した.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1993-04-15
著者
-
柳田 誠
キリンビール株式会社
-
菊森 幹人
株式会社環境バイリス研究所
-
柳田 誠
キリンビール医薬開発研究所
-
鈴木 隆元
キリンビール
-
柳田 誠
キリンビール株式会社安全性研究所
-
小島 基義
株式会社環境バイリス研究所
-
鈴木 隆元
キリンビール株式会社医薬事業本部
-
荒蒔 康一郎
キリンビール株式会社医薬事業本部
-
天野 健次
キリンビール株式会社安全性研究所
-
荒蒔 康一郎
キリンビール
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