牛コロナウイルス掛川株に対する単クローン抗体の作出とその性状
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概要
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BALB/cマウス脾細胞とミ***ーマ細胞の融合により, 牛コロナウイルス掛川株に対する単クローン性抗体を作製し, 12抗体を得た. そのうち2つの抗体は, 赤血球凝集抑制活性を示し, 免疫沈降反応により, ウイルス粒子のペプロマー蛋白質のサブユニットの一つと考えられる93キロダルトン (kDa) の蛋白を沈降させた. またこれらは同時にウイルス中和活性も有していた. その他ヌクレオカプシド蛋白質と考えられる53kDaの蛋白質と反応する抗体が2つ得られた.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1991-02-15
著者
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明石 博臣
農林水産省家畜衛生試験場
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佐藤 満雄
栃木県県北家畜保健衛生所
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佐藤 満雄
栃木県宇都宮家畜保健衛生所
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佐藤 満雄
栃木県家畜衛生研究所
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平井 清司
栃木県家畜衛生研究所
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木村 良男
栃木県家畜衛生研究所
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高橋 雅人
栃木県家畜衛生研究所
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Akashi Hiroomi
National Institute Of Animal Health Tsukuba
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