日本および東アジアでの高K赤血球保有犬の発生率(短報)
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概要
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劣性である高K(HK)赤血球の表現型を持つ犬が, 日本犬の13の系統あるいは地方犬群の中の10群に発見された. HK犬の発生率は山陰柴犬, 信州柴犬および秋田犬で26-38%であり, その遺伝子頻度は0.513-0.612であった. 韓国の珍島犬は, HK犬の最も高い発生率を示し(42%), その遺伝子頻度は0.652であった. 韓国の他の2つの群もこの変異を保有していた. HK赤血球の表現型を持つ犬は, 台湾, インドネシア, モンゴル, ロシア(サハリン)の犬群には発見されなかったが, 日本および韓国に広がっていた.
- 1997-06-25
著者
-
田名部 雄一
麻布大学獣医学部
-
藤瀬 浩
麻布大学獣医学部病態生化学研究室
-
藤瀬 浩
麻布大学獣医学部
-
藤瀬 浩
獣医学部
-
落合 秀治
麻布大学生物科学総合研究所
-
落合 秀治
麻布大・生物科学総研
-
落合 秀治
麻布大学獣医学部附置生物科学総合研究所
-
比嘉 一成
麻布大学獣医学部病理学第二講座
-
中山 孝大
麻布大学獣医学部病理学第二講座
-
和田 香陽子
麻布大学獣医学部病理学第二講座
-
田名部 雄一
麻布大学獣医学部動物資源育種学講座
-
比嘉 一成
麻布大学獣医学部病態生化学研究室
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