基礎施工管理技士試験について
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概要
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場所打ち杭の施工には, 地盤の条件や施工状況などについての適切な判断を行い, 必要な場合には, 孔壁の防止対策や工法の変更など適切な処置を取る必要があるなど, 高度の技術が要求される。したがって, 場所打ち杭の優れた特性が十分生かされ, 安全, かつ経済的な基礎工法として, 多くの需要に応えるためには, 現場作業員などの技術の向上とともに, それを管理する管理技術者の充実が不可欠の条件となる。このような実状から, 社団法人日本建設基礎協会では, 昭和52年度(それ以前にも類似のものがある)よりオールケーシング工法, アースドリル工法, リバース工法の各工法について, 各工法別に基礎施工管理技士の資格を認めている。また筆者は, 基礎施工管理技士認定試験要領について, その目的, 試験課目, 試験方法, 試験内容, 合格基準, 受験資格, 試験実施方法、試験委員会について述べている。また, 現地点では協会の認定した資格制度であるので, 将来この試験が国家試験として認められることが, 今後の課題であろうと述べている。
- 社団法人地盤工学会の論文
- 1983-09-15
著者
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