船舶の操縦性における実船性能の推定(第2報) : シミュレーション計算とシミュレータの利用
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概要
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Computer simulation and simulator study based on mathematical models (equations of manoeuvring motions) are considered effective for an accurate grasp of wide range of manoeuvring performance. For this purpose, a mathematical model to be used is required which expresses accurately wide-range manoeuvring motion of full scale ships. In the previous report we introduced a new mathematical model by which wide-range manoeuvring motions such as turning motion and accelerated/decreasing motion can be expressed. This time we have verified the accuracy of the our mathematical model for turning and accelerated/decreasing motions, by comparison of the paths by computer simulation and that in full scale ship test. Furthermore, we introduce here the result of simulator study as an example of application of this mathematical model. The purpose of this study is to investigate the influence of the rudder area and time scale (L/U) on the ship's steerability (performance of a man-machine system includiog that of the navigator). According to this investigation, the settling time to a new course at course change becomes longer as the rudder area becomes smaller. That is, it has been found that the minimum rudder area is determined by the longest allowable settling time, that is determined from many factors including the personal feeling of navigators.
- 社団法人日本船舶海洋工学会の論文
- 1978-03-30
著者
-
岡本 洋
川崎重工業株式会社
-
岡本 洋
川崎重工業株式会社船舶事業本部基本設計部
-
伊藤 憲治
川崎重工業株式会社制御技術部
-
伊藤 憲治
川崎重工業k.k.技術研究所
-
山上 順雄
川崎重工業(株)船舶事業本部技術室
-
室井 信義
川崎重工業株式会社制御技術部
-
中川 雅司
川崎重工業株式会社制御技術部
-
岡本 洋
川崎重工業(株)技術研究所
-
伊藤 憲治
川崎重工業
-
山上 順雄
川崎重工業(株)
-
室井 信義
川崎重工業
-
山上 順雄
川崎重工業
-
岡本 洋
川崎重工業 (株)
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