歯の喪失と補綴治療に関する疫学的調査
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概要
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歯科補綴の分野にはその治療効果を高め,高齢者の"生活の質"の向上に積極的に貢献することが求められている.しかし,これまで補綴治療の評価はその術後評価として行われたものがほとんどで,対象も補綴装置の支台歯に関する場合が多い.また,中高年における歯の喪失が,歯やその周囲組織の健康状態とどのような相互関係にあるのかについてもまだ不明な点が多い.著者らは,補綴治療を受けることを目的として来院した患者群ではなく一般の成人を対象に,大規模な口腔検診データを集積した.本研究では,′喪失歯の数や歯の欠損部に対する補綴治療と,残存歯全体の健康状態との関連を解析している.
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1996-02-01
著者
-
藤井 弘之
長崎大学歯学部歯科補綴学第二講座
-
藤井 弘之
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科発生分化機能再建学講座顎口腔機能管理学分野
-
山辺 芳久
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科歯科補綴学分野
-
山邊 芳久
長崎大学 歯 第2歯補綴
-
山辺 芳久
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科展開医療科学講座歯科補綴学分野
-
中島 毅久
長崎大学歯学部歯科補綴学第二講座
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