辞書知識ベースのためのモデル
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概要
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辞書知識ベース(Lexical Knowledge Base, LKB)とは,機械可読形式辞書などの言語知識ソースより得ることのできる複数の言語知識を統合的に管理し,それらの中に格納されている知識を抽出・融合し,様々なアプリケーションプログラムに豊富な言語知識を供給する知識ベースである.辞書知識のように,複雑で内容の豊富な知識を計算機を用いて扱おうとすると,どのような知識をどのように構造化して表現するかが大きな問題である.本論文で提案するモデルは,従来のデータベースモデルのように知識データの構造を固定的に決めてしまうのではなく,動的に知識を解釈して構造化し関連づけることにより,格納されている知識の利用方法に大きな自由度を与える.本論文では,最初に我々の考えるLKBの概念について説明し,従来のデータモデルをLKBに応用する時の問題点を指摘し,それを改善した新しいモデルを提案する.
- 日本ソフトウェア科学会の論文
- 1988-01-14
著者
-
上林 憲行
広島大学工学部第2類:(現)富士ゼロックス(株)
-
相磯 秀夫
慶大
-
相磯 秀夫
慶應義塾大学理工学部電気工学科
-
磯田 道男
慶應義塾大学理工学部電気工学科
-
上林 憲行
富土ゼロックス(株)システム技術研究所
-
相磯 秀夫
慶応義塾大学
-
相磯 秀夫
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科
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