「数と計算」・「数と式」領域の指導内容の変遷
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概要
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数と計算の内容の指導時期は, 昭和22, 26年の改訂により九九や分数の乗除や正負の数など, 戦前より1~2年程度の引き下げがみられたが, 昭和33年に再び引き上げられ, 今日の指導時期の原型となっている. その後大きな変化は見られない. 式と計算の指導内容も昭和33年が今日の原型となっており, 特に小学校で文字xを用いることが明確に記述された. 中・高等学校での不等式・方程式の取扱いは, 今日徐々に軽減されてきている.
- 社団法人日本数学教育学会の論文
- 1995-06-01
著者
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