眼鏡フレーム構造のパラメトリックモデルを用いた顔画像内の眼鏡領域の抽出と除去

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概要

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眼鏡を含む顔画像では、眼鏡が目の周囲にあるために顔画像を顔部品(目や鼻など)ごとに領域分割することは難しい。しかしながら、日本の人口の約40%が眼鏡をかけていることから、眼鏡顔画像解析手法の検討は必要不可欠である。本研究では、顔画像解析における眼鏡の影響を回避するべく、眼鏡フレーム領域の抽出と除去を行う。まず、眼鏡顔画像を輪郭検出および2値化した画像の低解像度画像を用いて眼鏡の大まかな位置や形状を推定した後に、眼鏡フレーム構造のバラメトリックモデルとのマッチングにより眼鏡フレームの詳細な形状を抽出する。そして、眼鏡の輝度値を周囲の肌の輝度値で置換することで眼鏡の除去を行う。眼鏡除去を行った顔画像について領域分割を行ったところ、眼鏡フレームの影響を良好に回避することができた。
1997-12-12

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