偏自己相関分析を用いた単一画像からの焦点検出方式
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概要
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本研究では, 偏自己相関分析を用いて, 単一画像から焦点調節を行うことを目的に, 焦点ボケ量の推定手法を提案する.本方式では, 偏自己相関分析を用いて, 前向予測と後向予測を同時に行い, 焦点ボケ画像中に畳み込まれている点広がり関数を線形予測することで, 焦点ボケ量を推定する.ここで2次元分析系は, 処理量が膨大になり, 高精度の演算が必要になるため, 本方式では周波数次元の前処理により, 水平成分のみを抽出し, 分析の対象とした.これにより, 安定した分析結果を, 高速に算出できるようになった.
- 1996-06-20
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