移動体通信において多元接続方式の相違が電子機器に与える影響の比較

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
近年、携帯電話などの移動体通信機から発信する電波が、医療機器等の電子機器に障害を与え、誤動作させることが問題となっている。本研究では、FDMA、TDMA、CDMAそれぞれの多元接続方式について、移動体通信が電子機器に与える影響を、ハードウェアの試作実験により比較する。実験では、クロックオシレータとロジックカウンタから構成される単純なディジタル電子機器を用いて、クロックの誤り率を測定する。初めに微弱な電力において、電子機器にアンテナ線を接触させた場合の影響を、広帯域にわたって評価する。次に携帯電話と同程度の電力を用いた無線電波の影響について、VHFとUHF帯域で評価を行う。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-02-20

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク