抗リウマチ薬のエスケープ現象の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Although disease-modifying antirheumatic drugs (DMARDS) are used in the treatment of rheumatoid arthritis (RA) , the selection of agents in the case of relapse (escape phenomenon) Iacks clear-cut standards. Therefore we investigated the rate and conditions of escape as well as the agents used after escapes had occurred. Outpatients of the Matsubara Mayflower Hospital with a history of DMARD administration during the 4 years prior to May 2003 were studied. Those receiving salazosulfapyridine (SASP) had a high escape rate and those receiving methotrexate (MTX) and bucillamine (BO) had a low rate. The continuous duration of administration was long for MTX and BC, but short for sodium aurothiomalate (GST) . BC and Actarit (AR) gradually elevated C-reactive protein (CRP) levels and the erythrocyte sedimentation rate (ESR) . In patients receiving SASP and MTX, a high level of CRP and high ESR was seen 2 months prior to the occurrence of escape and remained unchanged after escape. With respect to the agents used after escape, SASP and BC were substituted with other DMARDS. A combination with other DMARDS Was usually administered to patients who had been receiving MTX. Taken together, the present results clarified the characteristics of DMARD escape and will contribute to the appropriate pharmacotherapy for RA.
- 公益社団法人日本薬学会の論文
- 2005-03-01
著者
-
河崎 陽一
岡山大学医学部・歯学部附属病院薬剤部
-
五味田 裕
岡山大学医学部・歯学部附属病院薬剤部
-
河崎 陽一
岡山大学病院薬剤部
-
柴田 和彦
岡山大学医学部・歯学部附属病院薬剤部:岡山大学大学院医菌薬学総合研究科臨床薬剤薬理学
-
森山 雅弘
岡山大学医学部附属病院薬剤部
-
森山 雅弘
岡山大学病院薬剤部
-
五味 田裕
岡山大学医学部・歯学部附属病院薬剤部
-
河崎 陽一
岡山大学薬剤部
-
柴田 和彦
岡山大学医学部・歯学部附属病院薬剤部
関連論文
- P-526 リタリン^[○!R]の処方動向とその適応症との比較 : 第一報(4.薬剤疫学・5.医薬品情報・データベース3,医療薬学の未来へ翔(はばた)く-薬剤師の薬剤業務・教育・研究への能動的関わり-)
- 成人生体肝移植患者におけるタクロリムス血中濃度の経時的推移ならびに肝機能検査値との相関性について
- 30P2-141 生体肝移植患者におけるタクロリムスのTDMの指標に関する検討(薬物動態(TDM・投与設計等),医療薬学の扉は開かれた)
- サラゾスルファピリジンのエスケープ例に対するメトトレキサートの有効性
- 30P1-075 泌尿器科におけるがん化学療法支援のための看護師向けマニュアルの作成とその評価(癌薬物療法(外来化学療法、緩和ケア等),医療薬学の扉は開かれた)
- P-689 MDアンダーソン癌センターにおける臨床薬剤師の関与(23.その他,"薬剤師がつくる薬物治療"-薬・薬・学の連携-)
- 新GCP施行後の治験審査委員会および治験事務局の現状
- P-139 フェニトイン及びバルプロ酸併用時のカルバマゼピン代謝への影響(7.薬物相互作用・(基礎と臨床),"薬剤師がつくる薬物治療"-薬・薬・学の連携-)
- カルバマゼピン活性代謝物のカルバマゼピンエポキシドの血中濃度は低年齢でバルプロ酸の血中濃度が高いほど上昇する
- P-705 岡山大学医学部・歯学部附属病院におけるNST活動の現状について : 薬剤師としての関わり方(14.輸液、経腸栄養管理1,医療薬学の未来へ翔(はばた)く-薬剤師の薬剤業務・教育・研究への能動的関わり-)
- 01P2-120 Methotrexateによる遅発性有害事象の薬学的管理(有害事象・副作用(基礎と臨床),医療薬学の扉は開かれた)
- IA-20 喫煙による下垂体および視床下部における神経ペプチド発現動態の解析(ホルモン,一般演題発表,第46回日本組織細胞化学会総会・学術集会)
- 電子カルテシステムを利用した麻薬管理データベースの構築
- 01P1-098 PEG-IFN α 2b+Ribavirin併用療法時における薬剤の減量基準に関する検討(医薬品適正使用,医療薬学の扉は開かれた)
- P-72 電子カルテシステムにおける麻薬管理データベースの構築(4.医薬品情報・データベース,"薬剤師がつくる薬物治療"-薬・薬・学の連携-)
- P-171 手術部麻酔カート用医薬品セットによる医薬品管理 : 薬品請求洩れ防止、毒薬管理およびセット医薬品の品質管理に対する評価
- P-241 院内特殊製剤の取り扱い手順の構築について
- 注射薬混合調製から見た添付文書記載内容の改善点について : TPN製剤及び総合ビタミン剤
- クリティカルパスにおける薬剤管理指導業務 : 小児斜視手術患者の一週間入院への取り組み
- デパケン細粒 (バルプロ酸ナトリウム) とアデロキザール散 (リン酸ピリドキサールカルシウム) の長期配合変化
- 塩酸セフォチアム製剤の品質評価 : 炭酸ガス発生による点滴筒内の液面低下
- 30P3-009 塩酸セフォチアム注射薬の品質評価 : 炭酸ガス発生による点滴筒内の液面低下(品質管理、製剤試験,医療薬学の扉は開かれた)
- 薬学部6年制に向けた病院実習への取り組み : 調剤部分に関するトライアル実習を踏まえて
- Customer Satisfaction(CS)分析を応用した実務実習モデル・コアカリキュラム実施における改善項目の抽出
- モルヒネ単回投与後のナロキソン誘発条件付け場所嫌悪行動に対するグルタミン酸受容体拮抗薬の作用(発表論文抄録(2005))
- ACTH反復投与ラットを用いた強制水泳法における各種抗うつ薬の影響
- 病院薬剤師業務の認識と満足度に関する検討
- カプセル内が液体薬剤である医薬品の投与量調節方法について : 小児患者を想定したラステット^[○!R]S25を用いた検討
- P-658 アスピリン原末の調剤後の安定性について(10.品質管理、製剤試験,医療薬学の未来へ翔(はばた)く-薬剤師の薬剤業務・教育・研究への能動的関わり-)
- P-607 薬剤管理指導業務へのPDAの応用(6.服薬指導(入院・外来)10,医療薬学の未来へ翔(はばた)く-薬剤師の薬剤業務・教育・研究への能動的関わり-)
- P-509 感染制御チームにおける薬剤師の活動 : 抗MRSA薬の適正使用への取り組み(3.医薬品適正使用6,医療薬学の未来へ翔(はばた)く-薬剤師の薬剤業務・教育・研究への能動的関わり-)
- P-326 医療薬学系大学院生病院実習のアンケート調査による現状把握(17.薬学教育・生涯教育(認定)4,医療薬学の未来へ翔(はばた)く-薬剤師の薬剤業務・教育・研究への能動的関わり-)
- P-298 薬学教育6年制に向けた調剤室における学生実習への取り組み(17.薬学教育・生涯教育(認定)1,医療薬学の未来へ翔(はばた)く-薬剤師の薬剤業務・教育・研究への能動的関わり-)
- P-274 精神科神経科における薬剤師の必要性 : 抗精神病薬の処方調査、アンケート調査をもとに(13.薬品管理、使用状况調査1,医療薬学の未来へ翔(はばた)く-薬剤師の薬剤業務・教育・研究への能動的関わり-)
- P-262 簡易懸濁法を用いたワルファリンの投与量設定について(12.調剤・処方管理、オーダリング(注射剤含む)2,医療薬学の未来へ翔(はばた)く-薬剤師の薬剤業務・教育・研究への能動的関わり-)
- P-208 肝移植後の免疫抑制薬の血中濃度及び臨床検査値の変動推移と酸化ストレス障害に関する検討(9.薬物動態(TDM・投与設計等)1,医療薬学の未来へ翔(はばた)く-薬剤師の薬剤業務・教育・研究への能動的関わり-)
- 01-H-05 成人ネフローゼ症候群におけるシクロスポリンのAUCモニタリングに基づいた有害作用の予測に関する検討(薬物動態(TDM・投与設計等),医療薬学の扉は開かれた)
- 30-G-06 光に不安定な薬剤の簡易懸濁法を用いた投与方法について(医薬品適正使用,医療薬学の扉は開かれた)
- SP12-3 粉砕法と簡易懸濁法の比較検討とNSTを介した簡易懸濁法の導入(SP12「医療・介護現場に変革をもたらす新しい経管投薬法-簡易懸濁法の導入と課題」,医療薬学の未来へ翔(はばた)く-薬剤師の薬剤業務・教育・研究への能動的関わり-)
- P-39 経管栄養チューブによる薬剤投与方法の改善について : 簡易懸濁法(2.医薬品適正使用,"薬剤師がつくる薬物治療"-薬・薬・学の連携-)
- P-655 医療安全管理部における薬剤師の役割(20.リスクマネジメント,"薬剤師がつくる薬物治療"-薬・薬・学の連携-)
- P-380 オーダリングシステムの変更に伴う疑義照会について(2.医薬品適正使用,"薬剤師がつくる薬物治療"-薬・薬・学の連携-)
- P-283 大学院医療薬学専攻生の薬剤情報に関する実習ケースレポート(19.薬学教育・生涯教育(認定),"薬剤師がつくる薬物治療"-薬・薬・学の連携-)
- タクロリムス皮内濃度測定法の確立と経皮吸収基剤検討への応用
- 抗悪性腫瘍薬調製時の安全キャビネット内無菌性保持の検討
- 注射薬混合調製監査支援システムの構築I : 注射薬混合調製支援票の作成と運用
- ヒスチジン銅注射液の安定性およびヒスタミン含有量の検討
- 30P3-022 ヒスチジン銅注射液の安定性およびヒスタミン含有量の検討(院内製剤(薬局製剤),医療薬学の扉は開かれた)
- P-72 ユーパスタ[○!R]・イソジンゲル[○!R]混合外用剤の使用方法と製剤学的検討
- 治療抵抗性うつ病に奏効する薬剤の創薬を目指して : 電気けいれん療法の有用性と脳由来神経栄養因子(BDNF)の関与(誌上シンポジウム)
- 薬学教育6年制における長期実務実習に向けた取り組み(第2報) : 病棟業務実習における実務実習モデル・コアカリキュラム導入の試み
- 実務実習モデル・コアカリキュラムに準じた2.5カ月トライアル実習における薬剤管理指導業務実習への病棟専任薬剤師の関わり
- 実務実習モデル・コアカリキュラムの習得・理解度評価の学生による自己評価におけるVisual Analog Scale法と5段階評価との比較
- 01P2-114 後発医薬品の副作用情報に関する調査(有害事象・副作用(基礎と臨床),医療薬学の扉は開かれた)
- 30P3-121 岡山大学病院における実務実習モデル・コアカリキュラムのトライアル実施(第2報) : 実習テキストの評価ならびに成果(薬学教育・生涯教育(認定),医療薬学の扉は開かれた)
- 30P3-054 薬剤部主導による薬剤使用状況把握のための体制作り : 抗がん剤併用療法実態把握調査を実施して(薬品管理、使用状況調査,医療薬学の扉は開かれた)
- P-255 嚥下障害を有する患者に対する薬学的アプローチ(17.在宅医療・医薬分業,"薬剤師がつくる薬物治療"-薬・薬・学の連携-)
- 01P3-125 大学病院での実務実習における薬学部教員の新しいアプローチ(薬学教育・生涯教育(認定),医療薬学の扉は開かれた)
- 薬物相互作用 : 7-歯科診療で使用される薬物の相互作用
- 大学院学生を対象としたProblem-Based Learning(PBL)によるProblem-Oriented System(POS)能力開発実習
- P-736 治験実施における逸脱事例調査(3)(16.臨床試験(治験)2,医療薬学の未来へ翔(はばた)く-薬剤師の薬剤業務・教育・研究への能動的関わり-)
- P-729 岡山大学病院治験センターにおけるISO9001:2000認証取得に向けての取り組み(16.臨床試験(治験)1,医療薬学の未来へ翔(はばた)く-薬剤師の薬剤業務・教育・研究への能動的関わり-)
- 薬物相互作用 : 3-ワルファリンの薬物相互作用
- 薬物相互作用(2-薬物相互作用への対応と新キノロン系抗菌薬の薬物相互作用)
- P-613 未承認薬の薬剤管理(18.臨床試験(治験),"薬剤師がつくる薬物治療"-薬・薬・学の連携-)
- P-210 米国ノースカロライナ大学病院での外来抗癌剤化学療法への薬剤師の関与(14.調剤・処方管理・オーダリング(注射剤含む),"薬剤師がつくる薬物治療"-薬・薬・学の連携-)
- 服薬指導と服薬コンプライアンス
- 外来がん化学療法における薬剤師の関与のあり方
- 治験管理・事務機能充実策検討作業班最終報告書
- 01P2-152 バルプロ酸TDMデータの遡及的解析(薬物動態(TDM・投与設計等),医療薬学の扉は開かれた)
- 01P1-110 小児科病棟における看護師への注射薬取り扱いに関する情報提供への取り組み(医薬品適正使用,医療薬学の扉は開かれた)
- 30-E-03 岡山大学病院における実務実習モデル・コアカリキュラムのトライアル実施(第3報) : 病院実習2.5ヶ月における方略の検証(薬学教育・生涯教育(認定),医療薬学の扉は開かれた)
- P-461 C 型慢性肝炎のインターフェロン治験におけるプロトコール管理
- 岡山大学病院における自主臨床研究の現状と薬剤師の関与
- P-185 薬学部卒後研修生、大学院生に対する治験実務教育
- 岡山大学医学部附属病院における治験業務に関する薬学部学生実習教育
- O-24 治験実施における監査への対応
- P-294 二次元バーコードを利用した注射薬混合調製システムの構築(20.リスクマネジメント,"薬剤師がつくる薬物治療"-薬・薬・学の連携-)
- 小児てんかん患者に対する服薬指導の検討(IV) : 退院後の意識調査
- 小児てんかん患者の散剤内服方法の分析
- 小児てんかん患者における抗てんかん薬バルプロ酸Naの各種副作用発現と血中濃度との関連性
- 小児てんかん患者に対する服薬指導の検討 (III) : バルプロ酸各種製剤の処方動向
- スナネズミにおけるflurothyl誘発痙攣に対する諸種抗てんかん薬の作用
- Flurothyl 誘発けいれんに及ぼすノルエピネフリン神経系の影響
- 「創薬ボランティアのしおり」,「被験者管理票」の利用と治験コーディネーター業務
- 治験実施に対する治験依頼者の意見
- 治験管理-依頼者からの有害事象報告への対応-
- 13P-5-15 治験の進捗状況に対する調査
- 肝障害ラットの血清GPT値および肝薬物代謝酵素に及ぼすクロルプロマジンの影響
- DDS医薬品の臨床使用 : リポPGE_1製剤の輸液配合使用の実態調査
- P-69 粉末化したフィルムコート錠の有用性についての検討
- 心不全患者におけるフロセミドの投与量と高尿酸血症との関連について
- 01P2-132 LC/MS/MSを用いた血中sirolimusの迅速測定(薬物動態(TDM・投与設計等),医療薬学の扉は開かれた)
- QOL 向上のための服薬指導 : ビタミン C 含有清涼飲料水による内服用ルゴール液服用法の改善
- カルバマゼピン代謝動態に及ぼす他剤の影響と副作用発現の関連性について
- 小児てんかん患者に対する服薬指導の検討(II) : 処方薬剤・内服方法の分析
- 小児てんかん患者に対する服薬指導の検討
- 食欲抑制薬mazindolの連続投与によるラットの行動変化
- β-Carotene院内製剤の安定性試験
- 抗リウマチ薬のエスケープ現象の検討