生薬修治の化学的解明(第3報)附子(Aconiti Tuber)その2 : 炮附子(Aconitum carmichaeli DEBX.修治根)の含有成分およびLipo-alkaloid類の生物活性
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概要
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The alkaloidal constituents of two types of "pao-fuzi (炮附子)", the processed tuber of Aconitum carmichaeli DEBX., were investigated. Aconitine (1), hypaconitine (2), mesaconitine (3), talatizamine (5), 14-acetyltalatizamine (6), isotalatizidine (7), karakoline (8), neoline (9), lipoaconitine (10), lipohypaconitine (11), lipomesaconitine (12), and lipodeoxyaconitine (13) were identified from"banshu-fuzi (半熟附子)", while benzoylaconine (1a), benzoylhypaconine (2a), and benzoylmesaconine (3a) together with 1-3,5-9 were identified from"fupian (附片)". By use of a dual-wavelength thin layer chromatography scanner, lipo-alkaloids (10-13) were shown to be distributed as major alkaloids in thirteen out of fifteen kinds of "fuzi"and wutou". It was also found that these lipo-alkaloids were less toxic as compared with the corresponding fatally toxic alkaloids such as 1 and 3. However, lipomesaconitine (12) was found to exhibit antiinflammatory and analgesic activities. It was suggested that the substitutions of the acetyl residues attached to the C-8 hydroxyls of 1-4 for the fatty acid residues were the other possible chemical modifications in the decrease of toxicities of Aconiti Tuber.
- 公益社団法人日本薬学会の論文
- 1984-08-25
著者
-
北川 勲
大阪大学薬学部
-
吉川 雅之
大阪大学薬学部
-
陳 兆隆
大阪大学薬学部
-
吉原 実
大阪大学薬学部
-
小林 勝也
大阪大学薬学部
-
吉村 祐次
大鵬薬品工業株式会社研究開発本部
-
小野 尚彦
大鵬薬品工業株式会社研究開発本部
-
小野 尚彦
大鵬薬品工業(株)研究部薬理研究室
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