オペレーションシステム間の連携による高度INの網的輻輳制御方式の検討
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概要
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高度INサービスの接続品質の低下を防ぐため、高度INサービス制御を司るSCP(Service Control Point)の過負荷対策は必須である。本過負荷対策として、既に著者らは、SCP間の呼転送やサービス起動条件(トリガ条件)に着目したサービス対応の呼の規制など、高度INの特徴に対応したSCPの網的輻輳制御方式を提案した。網的輻輳制御方式とは、輻輳SCPのアクセス元において輻輳要因呼を規制する措置であり、特に網の無効処理を軽減する点で有効な方式である。 SCPの網的輻輳制御実施先となるSSP(Service Switching Point)は、呼の交換接続処理を行う。このため、SSPでは、電話網(伝達網)における輻輳制御も実施され、両輻輳制御が個々に実施された場合には、制御実施状況の通知等の同様な処理がSSPに要求される等、非効率な輻輳制御となる。 本稿では、伝達網における輻輳制御の実施を考慮した、オペレーションシステム間の連携による高度INの網的輻輳制御方式を提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-13
著者
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