高度INの網的輻輳制御方式の検討
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概要
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多様な通信サービスの柔軟な提供を可能にする高度INの研究を進めている。INを構成するサービス制御ノード(SCP)は、共通線信号網を介して全国の交換ノードからアクセスされることから、SCPの輻輳は、共通線信号網の輻輳を招き、ひいては一般の伝達サービスのサービス品質低下を招く可能性がある。このため、SCPの輻輳を防ぐための十分な網的輻輳制御機能の具備が必要である。従来のINのSCP輻輳時には、SCPのアクセス元の交換ノードにおいてダイヤル情報を用いた網的輻輳制御が行われる。これに対して高度INでは、サービス分析をSCPで行うこと、サービスの起動条件にダイヤル情報以外の条件が使用可能となること等により、従来の網的輻輳制御のみでは十分に対処できない。本稿では、高度INの特徴的な構成や方式に対応した新しい網的輻輳制御機能について報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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