偏波面変調器を用いたビート雑音発生局検出方法の検討

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概要

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これまで著者らは、光パッシブネットワーク上で多地点からの映像を収集するシステムについて検討を進めてきた。この方式は、1芯の光ファイバにより数十端局からの映像収集が可能であり、アナログ伝送による低コスト、高信頼性の特徴も有している。この伝送方式で同時伝送光信号数を検討する際には、各局から送出される光の波長間のビートが波長の近接により伝送周波数帯域に発生することにより、信号品質が劣化することを十分に考慮しなくてはならない。この点について、これまでの検討の中では、波長間隔に対するビート周波数の関係から伝送帯域内に発生する雑音レベルを明確にし、波長間隔の目安を明らかにしており、また、特に多端局を収容するシステムでは各局の波長管理の重要性を唱えてきた。本報告では、波長管理の要素技術として、偏波面変調器を用いてビート雑音の発生局を特定する方法の概要と基礎実験結果について述べる。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-09-05

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