多段導波器を装荷した等角スパイラルアンテナ

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概要

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等角スパイラルアンテナは、広帯域で円偏波対応のアンテナとして知られている。平面構造のものは、フォトエッチング技術により容易に製作できる利点がある反面、アンテナ面に垂直な軸の両方向に放射を行うため、アンテナ裏面に電波吸収体を用いて単一指向性を得るのが通例となっている。しかし、この方法では高利得は望めないため、これまで、吸収体にかわり、金属反射器および導波器を用いることにより、利得の向上を試みてきた。今回、反射器をコーン型、導波器を多段構造として、等角スパイラルアンテナを試作検討し、良好な結果を得たので報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-09-05

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