ハイブリッド波長多重面発光レーザアレイの作製
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概要
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垂直共振器構造の面発光レーザは結晶成長時に精密に形成されるDBR共振器とその短共振器長により、優れた単一モード性と波長制御性を有しており、波長多重伝送用の光源としての応用が期待されている。波長多重光源のモジュール化においては、面発光レーザの二次元的な実装を活かし、簡単なレンズ系でMMFに低損失でカップリングすることが可能である。ここでは、小型、低コストのインターコネクションへの応用としてハイブリッド多波長面発光レーザアレイの製造方法の検討と試作結果について報告する。ハイブリッド型はあらかじめ波長毎に素子を作製しておき、それらを基板上に集積する方法で、波長間隔や配置が任意に行え、個々に特性の最適化が図れるため、波長多重度が小さい(8〜16)場合には有効な手段である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05
著者
-
小倉 一郎
Nec光エレクトロニクス研究所
-
栗原 香
NEC光エレクトロニクス研究所
-
笠原 健一
Nec光エレクトロニクス研究所 光基礎研究部
-
栗原 香
Nec光エレクトロニクス研究所 光基礎研究部
-
笠原 健一
NECエレクトロニクス研究所
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