多重路伝搬環境における遅延波の地域特性

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概要

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CDMA方式はマルチパス環境と密接な関係にある。RAKE受信機におけるフィンガ数も、CDMAシステムの性能を大きく左右する一評価項目となりうる。また、マルチパス環境は、周辺の地形や建物の影響を大きく受けるといわれているが、同一システムで様々な地域で行った伝搬実験結果の発表は数少ない。本稿では、実測した遅延プロファイルを元に、受信した波の数、遅延スプレッドを地域別に統計処理し、CDMAシステム性能を評価する、評価項目の選定パラメータを得る。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-08-13

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