ディジタルコードレス電話システムの人の動きによる伝送品質劣化
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概要
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ディジタルコードレス電話システム(以下PHS)は、1.9GHz帯を使用する。このような高い周波数を屋内事務所等で使用する場合、通信の当事者ではない第三者が通信中の無線伝送路を遮って通過すると伝送品質に影響を及ぼすことが知られているが、これを定量的に扱い回線設計に使えるようにした例はまだ見当たらない。そこで今回PHSを用いて事務所棟内で実験を行い、人の動きのある平日と人の動きのほとんどない休日の受信機入力電圧及びビット誤り率を比較することにより、人の動きによる伝送品質劣化の度合いを明らかにした。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
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