ディジタルコードレス電話システムの回線設計
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概要
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ディジタルコードレス電話システム(以下PHS)の運用に当たっては、与えられた環境下における基地局の配置や所要個数の推定が必要となる。このことは回線設計的にはユーザが望む伝送品質を満足するサービスエリアを求める問題に帰着する。我々は前回PHSにおける受信機入力電圧、ビットエラーレート(以下BER)及び音声品質(MOS評価)相互の関係を屋内実環境下での実験より明らかにした。今回さらに同じ環境下での電波伝搬特性の実測結果をもとに伝搬特性と音声品質を結びつけ、例えば「90%の場所でNOS3以上と評価する人の割合に対するサービスエリアの関係」を明らかにした。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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