二入力トランス方式プッシュプル昇降圧形コンバータにおける入力電流波形歪の解析

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概要

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高調波電流を抑制しながら装置の小形化や高効率化を図るために、従来の力率改善回路と電圧安定化回路を継続接続した方式に代わる回路の研究が盛んに行われている。著者らは、小形・高効率化を目指し二入力トランスを用いた新たな高力率コンバータの方式を提案し、プッシュプル昇降圧形コンバータを適用した回路の動作確認を行い、報告した。本回路では主スイッチ素子の制御により人力電流を正弦波化できるが、高効率化を図るため補助スイッチ素子のデューティ比を広げようとすると、力率制御が制限され入力電流波形に歪が生じる。本稿では、これら主スイッチ素子及び補助スイッチ素子のデューティ比と入力電流波形歪との関係について解析した結果を報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-09-26

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