水平方向のピーク検出による地中レーダー観測パターンの2値化方法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
道路掘削工事等による設備事故の防止を目的としてパルスレーダー法による埋設管探査が行われている。通常は探査の結果、図1に示すような地中断面観測パターンが得られ、横断方向に探査した場合、埋設管は図中矢印で示すように双曲線状の反射像として表示される。しかしながら、この双曲線パターンを読み取って埋設物の位置を推定するのは測定者の経験によるところが大きい。そこで私たちは双曲線パターンを自動認識するためのいくつかの提案をおこなってきだ。 これらはいずれも受信波形の振幅値データを2値化し、観測パターンを線画像化した上で、認識処理を行うという処理手順に基づいている。今回、振幅値データを2値化する際に、同一伝搬時間、すなわち地中断面観測パターンの水平方向に振幅値を比較した場合に振幅値がピ-クを示す点に着目した2値化方法を試みたので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
-
山田 辰美
NTTヒューマンインタフェース研究所
-
永島 裕二
Ntt技術協力センタ
-
斎藤 裕人
NTT 技術協カセンタ
-
山田 辰美
NTT ヒューマンインターフェース研究所
-
永島 裕二
NTT 技術協カセンタ
-
小林 繁
NTT 技術協カセンタ
-
斎藤 裕人
Ntt技術協力センタ
-
小林 繁
NTT技術協力センタ
関連論文
- 濃度共起行列を用いたテクスチャ生成方法の検討
- 楽音の統計的性質を利用した音楽信号の高次bit推定方法
- GAを用いた世代間シームレステクスチャ生成方法
- 離散符号化された音楽信号からの原信号推定に関する検討
- 画像埋め込み型シームレステクスチャ生成方法
- シームレステクスチャからのカラーパレット生成 : シームレステスクチャ生成方法 その2
- 色相情報の信号・雑音解析とその応用
- 水平方向のピーク検出による地中レーダー観測パターンの2値化方法
- 地中断面観測パターンに含まれる双曲線形状のリアルタイム認識方法
- 地中レーダー観測パターンにおける水平方向のピーク検出により得られる線画像を利用した双曲線抽出法
- ゼロクロス合成開口法を用いた埋設管位置推定法
- 地下埋設物探知におけるパタ-ン認識技術と,その信号処理の高速化の研究 (センサとLSIの知的集積化論文特集) -- (センサシステム)
- 渦流探傷法を用いたコンクリートポール内鉄筋破断検知技術の検討(その1)
- B-8-23 コンクリートポール内鉄筋破断検知技術の検討(その4)
- B-8-48 コンクリートポール内鉄筋破断検知技術の検討(その3)
- コンクリートポール内鉄筋破断位置検知技術の検討 3
- コンクリートポール内鉄筋破断検知技術の検討(その2)
- 浅部地下での物理探査法による埋設管, 空洞調査
- 高機能一体型地下埋設物探知装置