改良Bezier補間法を用いた曲線のステレオマッチング
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概要
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一般に2眼ステレオ法では,左右画像面上での対応点の決定が重要な問題となる.対象が曲線等の場合で予め対応点がわからない時は,一方の撮像系での視線を他方の撮像系で撮影した像(エピポーラ線)を計算し,それと曲線の像との交点を求め対応点とする手法がとられるが,曲線の像とエピボーラ線が平行に近くなる場合は誤差が大きくなり,標本化された画像上ではほとんど不可能となる.そこで,筆者らは画像上の画素列をBezier補間法により近似して,曲線を唯一のパラメータt(O≦t≦1)のみで表現し,初期値として与えた複数の補間曲線上の対応点を,弛緩整合法を用いて修正していくというアルゴリズムを提案した.ところが,単に画素列をBezier補間したのでは,画素列とBezier補間曲線の間に誤差が生じるため,復元像の精度には限界があった.そこで今回,Bezier補間法の近似精度の向上を計るアルゴリズムを考案し,その結果に改善が見られたので報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
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