成分符号間非独立化多レベルブロック符号に対する多段階復号法について
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概要
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基本多レベル符号の多段階復号では、ビット誤り率は最尤復号と比較してわずかに劣化するが、復号複雑度をかなり軽減できることが示されている。しかし成分符号間を非独立化して符号の最小距離を改善した多レベル符号化法では、多段階復号の複雑度は基本多レベル符号よりも十数倍大きくなってしまう。本発表では、成分符号を非独立化した多値PSK多レベル符号の多段階復号において、複雑度を軽減する方法について検討する。また、レイリーフェージング通信路に対するビット誤り率特性をシミュレーションによって求め、提案方式が有効であることを示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
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