共通鍵暗号系に基づく鍵可変暗号方式の提案
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概要
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近年の情報処理機器の性能向上により、ソフトウェアを用いた高速な暗号処理ができるようになった反面、高度な解析アルゴリズムを用いた高速な暗号解析(並列処理を含む)も可能となってきた。従来の共通鍵暗号系(慣用系)は、基本的に鍵の更新頻度をなるべく多くすることが暗号の安全性強度を高めることとされる。しかしながら、近年利用されている暗号系においては、通信セッション(コネクション)単位、またはメッセージ単位に暗号鍵が固定的に割り当てられ(鍵固定型暗号方式と呼ぶ)、そのセッション、またはメッセージ中は同一の鍵で暗号/復号がなされている。従って、蓄積/盗聴された暗号化情報の暗号鍵が偶然発覚したり、短時間で解析に成功した場合は、その情報の秘密が全面的に露呈することとなる。本稿では、これまでの鍵固定型暗号方式を改善し、鍵設定をセッションやメッセージ内で可変にすることにより、複数の暗号鍵を用いた暗号系を実現する方式について提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
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