指向性の適応制御を用いた簡易型アレーアンテナの検討
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概要
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無線通信伝搬路に生じるフェージングを克服する技術の一つにアレーアンテナがある。特に、ディジタル移動通信では選択性フェージングに対応するアダプティブアレーアンテナの研究が盛んに行われているが、これらは各アレー素子毎に受信回路の実装が必要となり回路規模が大きい。また、処理も高度で複雑である。今回、アレー合成後の受信電界の大きさをモニタし、各アレーの位相のみを制御することで指向性の追従制御を行う1.9GHz帯の簡易型アレーアンテナの実験的検討を行ったので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
-
占部 健三
国際電気株式会社 仙台研究所
-
占部 健三
国際電気(株)仙台研究所:(現)日本エリクソン(株)
-
鎌田 容好
国際電気(株)仙台研究所
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鎌田 容好
国際電気株式会社仙台研究所
-
杉浦 守人
国際電気株式会社仙台研究所
-
杉浦 守人
株式会社日立国際電気八木記念情報通信システム研究所
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