コンデンサ負荷の容量変化と遠端クロストーク波形変化

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概要

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最近のディジタル技術の発達に伴い、電子計算機に使用されているCPUの動作周波数は、高周波化が進み、広範囲の周波数成分を含むようになり、動作信号の波形は、立ち上がり時間の小さいパルス波形となってきている。また、使用されている回路基板では、高密度化が進み、内部信号の伝送線路間隔が狭くなってきている。入力信号の立ち上がり時間が小さくなり、駆動線路の線路間隔が狭くなれば、遠端クロストークは、大きくなる。さらに、高感度の回路素子が使われる傾向にあり、外部からの妨害を受けやすくなってきている。これらの事から、誤作動の発生する可能性が高くなっている。本研究では、非線形素子として、電圧に対し、容量が変化するダイオードに注目し、平行2線のマイクロストリップ線路を用いて、コンデンサ(容量負荷)の容量値を変えながら遠端クロストークを測定した。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-09-18

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