コンデンサ負荷による遠端クロストーク

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概要

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近年、CPUクロックの高速化や情報伝送量の増加が急速に進み、回路基板の高密度化や高感度素子の使用などから、データ伝送時のクロストークによる信号の劣化や誤動作が問題となってきている。したがって、実際の負荷素子がCMOSなどの非線形負荷であり、電圧に対する容量変化素子であることに注目した。そこで、コンデンサ負荷を接続し容量を変化させた時のクロストークの振る舞いを把握することが本報告の目的である。その結果、負荷容量が10pFから1000pFの間でクロストーク電圧が大きく変化すること、また、終端開放時のクロストーク電圧が容量値0.5pF時と同じなので、0.5pFの浮遊容量を持つことがわかった。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-03-17

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