波動を利用した海底地盤の剪断弾性率の計測
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概要
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ここで紹介する方法は重力波によって引き起こされる海底面の動きから海底の剪断弾性率を受動的にしかも遠隔的に求めるものである。水深および海底地盤の剪断弾性率が与えられると、重力波と海底の動きとの関係を求めることが可能である。逆に海底の水圧とそれによる振動の大きさを測定し、その関係から逆演算により剪断弾性率を求めることができる。ここで用いられる波動伝搬のモデルは非常に単純なため、逆演算による解の唯一性および収束性が保証される。本方式内容の詳細は文献で報告されている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
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