イメージ間の反応を用いた適応型システムへの考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
"考える"ように動作する処理系の構築をめざし、適応型の連想記憶システムに注目して、その構造を提案した。このシステムはイメージを情報の基本単位として取り扱い、イメージ間の自律的な反応により、新しいイメージを生成することで、外界の環境へ適応する。イメージは明解な記号やパターンである必要はなく、あいまいな情報やパターンであることを想定した。このシステムは局所表現を用いた刺激伝播型のニューラル・ネットワークの一種であり、ノードとリンクを用いて構成される。各ノードは一つのイメージを保持しており、活性度の高いノード内のイメージは自律的に反応して、新しいイメージとリンクを生成する。このイメージ間の反応により連想記憶システム内の隣接するノード間の接続関係の制約下に様々なイメージを自律的に生成する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-03-05
著者
-
木ノ内 康夫
東京情報大学
-
水谷 正大
東京情報大学
-
水谷 正大
東京情報大学 経営情報学部 情報学科
-
稲林 昌二
システム綜合開発株式会社
-
野口 敏久
東京情報大学 経営情報学部 情報学科
-
木ノ内 康夫
東京情報大学大学院経営情報学研究科
-
稲林 昌二
パシフィックテクノス株式会社
関連論文
- 相互にバックアップされた更新系データベースをもつ二重化ノードの駆付け保守と信頼性評価
- メモリデータベースのバックアップに適用する半導体ディスク装置の不揮発化方法
- 高度IN用サービス制御ノードにおける多相メモリアーキテクチャ
- A-13-1 イメージ間の関係と反応を用いた層構造のClassifier System
- 経営情報学成立の要件
- イメージ相互の反応を用いた適応型情報処理系の構成と動作
- イメージ間の反応を用いた適応型システムへの考察
- A-13-1 簡易な概念形成による自律適応システム(A-13. 思考と言語, 基礎・境界)
- 高度INの分散処理におけるデータ配置による負荷の偏り
- 分散処理による高度IN用サービス制御ノードの構成
- 分散トランザクション処理における動的な負荷の平準化方法
- A-13-2 イメージ間の論理演算を用いたClassifier System
- 分散処理による高度IN用サービス制御ノードのモジュール間結合方式
- ニューラルネットワークを用いた原始的な概念形成に基づく認識・連想機構
- 長短データアクセス混在時のストライプアレーディスクのスループット解析
- 探索エンジンを利用した日本語Webページ数の統計的推定
- 3P-1 統計約手法による日本語Webの調査
- 検索エンジンを利用した日本語Webページ数の統計的推定の研究
- リンク情報を考慮したWeb検索システム
- 国際会議 Dynamical System 参加報告
- 東京情報大学のコンピュータネットワークと運用ポリシー
- オンラインテキストと情報リテラシー教育
- 思考の支援のための計算機の研究(1)
- 非線形力学と数値計算
- 記号力学系入門
- A-13-2 イメージ間の反応を用いた適応型連想記憶システムのシミュレーション
- 前処理付き遺伝的アルゴリズムの大規模プラントケーブル敷設設計への適用
- 相互にバックアップされたデータベースをもつ二重化ノードにおける駆付け保守の評価
- 高度IN用サービス制御ノードにおけるメモリデータベースのリカバリ方式
- 高度INにおける分散データベース処理の負荷平準化に関する一考察
- ニューラルネットワークを用いた原始的な概念形成に基づく認識・連想機構
- イメージ間の反応に基づく情報処理系の構成 〜イメージで考えるコンピュータの実現に向けて〜
- A-13-1 イメージ間の反応を用いたプロトタイプ生成方法の考察
- プロトタイプ間の反応を用いた概念形成法の一考察
- プロトタイプ間の反応を用いた概念形成法の一考察
- A-13-2 反応を用いた適応型プロトタイプイメージ生成方法の考察
- A-13-1 イメージ間の反応を用いたイメージ生成・認識方法の考察
- A-13-1 概念形成を主な狙いとするパターン認識手法についての考察