不規則な熱輻射を考慮した拘束条件下の熱弾性モデルとシミュレーションによる挙動解析について
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概要
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温度場が一様でない場合には弾性材料内に生じる応力は温度分布に依存することが知られている. そのような場合には熱弾性特性を考慮したモデルによる解析を行う必要があるが実際問題では構造物部材の材質の不均一性, 部材内の不純物や周囲の環境 (天候など) の変化のため温度場に予測不可能な外乱が介入する場合が少なくない. そこで, 本論文では特に不規則外乱の影響が部材表面からの熱輻射に影響を及ぼす場合の熱弾性材料のモデル化について考察する. モデル化においては実際問題への応用を考慮して部材の伸縮に拘束条件が存在する場合の熱弾性モデルを提案し, その理論的妥当性の検証を行う. 更に, 提案したモデルを用いてシミュレーションによる熱弾性材料の挙動解析を行う.
- 1999-07-25
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