2次元メッシュアレーの再構成における必要トラック数評価

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概要

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プロセッサネットワーク再構成は,マルチプロセッサネットワークをモノリシック実現するための耐故障化技術の一つであり,論理PEの物理PEへの割付け問題と論理的結線の物理的実現問題からなる.本論文では,2次元メッシュアレー構造を対象に,補償パスに基づくプロセッサ割付けに対して,これをサポートする結線機構(必要トラック数)について検討を行っている.補償パスを構成する上でのプロセッサ間代行関係を8方向隣接とし,端子非可換,非交差結線の条件下で,各PE間チャネルにたかだか4本のトラックを用意すれば十分であることを導いた.また,4方向隣接代行のもとで補償パスが存在するとき,一つのチャネル当りたかだか3本のトラックを使う配線割付けが存在することを示した.トラック数評価にあたって,配線経路と双対的な関係にあるチャネルカットを導入することにより,見通しの良い評価,証明を導いている.
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-09-25

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