畳込み符号の重み分布を求めるCedervall-Johannessonアルゴリズム(FAST)の高速化について
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概要
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畳込み符号において,その最小自由距離は符号の性能を評価する上で重要なパラメータである.しかしながら,最近,より厳密に性能評価を行うために最小自由距離の周辺の重みを有する符号語の数,あるいは,より一般的な重み分布を導出する必要性が生じている.一般に最小自由距離の導出を含む,符号の重み分布導出は符号の規模が大きくなるにつれて困難な問題であり,その導出を容易に行う意義は大きい.本論文では従来与えられている方法に比較して高速に重み分布を導出するアルゴリズムを提案する.本論文で与えるアルゴリズムはM.CedervallとR.Johannessonが提案した高速木探索アルゴリズム(FAST;Fast Algorithm for Searching Trees)を改良したものであり,FASTのほぼ1/2の計算量で重み分布を導出することができる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-25
著者
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