Hf[N(C_2H_5)_2]_4を用いたMOCVDによるHfO_2膜の形成技術
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概要
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SiO_2に代わるゲート絶縁膜として高誘電率ゲート絶縁膜の開発が進められている。その有力候補であるHfO_2膜をHf[N(C_2H_5)_2]_4を用いてMOCVD法により堆積した。高温、高酸素分圧でHfO_2膜中不純物の混入は減少し、SiON膜上では界面層の増膜をおこさずHfO_2膜の形成ができることがわかった。CV特性も、成膜温度の高温化により良好な特性を得ることができた。HfO_2膜の結晶化などのアニール条件依存性等についても報告する。
- 2002-06-14
著者
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神力 博
東京エレクトロン(株)
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高橋 毅
東京エレクトロンat(株) 枚葉成膜システム開発本部
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久保 万身
東京エレクトロンAT(株) 枚葉成膜システム開発本部
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神力 博
東京エレクトロンat(株)枚葉成膜システム開発本部
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