半導体レーザにおけるフィラメント現象の解析
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概要
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衛星間光通信用送信機の光源としては, 大出力のものが要求され, 本研究では半導体レーザ(LD)を考えている.大出力を得るために活性層を広く取ったブロードエリアLDでは, 単一の横モードでは発振せず, フィラメント状の発光となってしまうために, 通信用に用いる際問題となる.本研究では, 共振器長, 線幅増大係数に着目し, 半導体レーザにおけるフィラメント現象の解析を行う.その結果, 量子井戸構造を導入することによって, 自己集束を弱め, 位相歪みを減らし, フィラメントを浅くすることができることを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-01-19
著者
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