大出力半導体レーザの衛星間光通信への適用性
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概要
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近年,衛星間光通信用送信機の光源として,半導体レーザ(LD)が有力視されているが,大出力,良好な光ビーム特性,高速応答性が要求される.本研究では,出力1Wクラスの大出力半導体レーザに関して,光放射特性や偏波特性,変調特性を実験的に検討する.測定結果より,光出力約750mW,変調帯域約300MHzでの直接強度変調が可能であることを明らかにする.また,レーザの駆動回路に改良を施すことによって,変調帯域幅を約400MHzまで拡大できることを示す.一方,放射パターンの複峰化や高調波の発生が,今後解決すべき問題である.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-04-18
著者
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野田 雅樹
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
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野田 雅樹
文部省字宙科学研究所
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森本 直行
文部省字宙科学研究所
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高野 忠
文部省字宙科学研究所
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森本 直行
東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻:(現)シャープ株式会社技術本部基盤技術研究所
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