宇宙におけるイオンマイグレーションに関する検討
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概要
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人工衛星に搭載される電子機器は打ち上げ後の修理・交換が出来ないため、高い信頼性が要求されており、特に近年、電子機器の小型・高密度化に伴い、絶縁信頼性の確保が困難となってきた。宇宙開発事業団では、絶縁信頼性に関する研究の一環として、宇宙環境においてどのような要因でイオンマイグレーションが発生するのかの検討を行った。その結果、コーティング材・接着剤等樹脂の未硬化分が残留した場合、真空中においてもイオンマイグレーションが発生することが確認された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-12-10
著者
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黒崎 忠明
宇宙開発事業団
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瀬尾 岩男
(株)エイ・イー・エス
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清水 彰
宇宙開発事業団
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萩原 哲也
宇宙開発事業団
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村上 鑑
宇宙開発事業団
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中井 宗明
宇宙開発事業団
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瀬尾 岩男
エイ・イー・エス
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