数値表に等価な面積の円及び色彩の併記と効果 : 四魔方陣数値のグラフィック表現方法例
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概要
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今回,13世紀以来の整数論の懸案の一つに終止符を打つべく1..16までの自然数で形成する4次魔方陣の基本形が880種のみであることを,パソコンを使い集合演算可能なPascal言語を用いて証明し得た。また,4次の魔方陣7040個全てに就いて,各行4個・各列4個・主斜め2個の和=34であるのみならず,4コーナー数の部分和=34,センターに接する内陣4個の部分和=34,4コーナーを除く外周に位置する8個の数に関して,上下4個の部分和=34,左右4個の部分和=34であるというグループウェア性の存在を見出した。応用の一つとして,今回MS-DOS上のインタプリタ方式BASIC言語のREAD文で読み込まれたDATA文を用いて数値に対応した円面積と色とを与え,イメージに対する印象を深めるべくPALETTE文で背景色を種々変化させた。4×4=16箇所の内容が多様化する。数値データだけを与えた場合よりも変化の過程を楽しむ事も出来る事を知った。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-10-15
著者
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