s関数を要素とする行列式高速解法の開発
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概要
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電気回路網などの連立微積分方程式を解き時間tの関数解を求める代数学計算方法ではラプラス変換後s領域の関数を要素とするマトリックスを形成し,次いでクラーメルの行列式解法を適用し,変数ごとに有理関数解を導く演算を施す.その際,従来は項展開手法に依っていて8時間を超す場合があった。今回,誤差ゼロで小行列式に展開する方法を開発し得たので報告する。消去法の良いところを計算に採り入れたほか,列の入替えおよび行と列の一斉入替えを用いた。その結果,処理時間はs関数の次元に略々正比例する様になった.
- 1995-07-19
著者
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