ネットワーク状ポリシラン組成物の導電性とそのパターニング

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概要

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オルガノポリシランのユニークな光・電子的特性と光に対する反応性を組み合わせることによって,特性変換による加工が可能となる光・電子材料を得ることができると期待される。そのモデルとして導電機能を取り上げ,光酸化による導電機能のパターニングについて検討した。ポリシラン膜の部位を指定して光酸化を行わせることで,ポリシランの持つ導電機能のパターンニングが可能であることを示した。このためのポリシランとしてはネットワーク構造を持ったものが好ましいことを明らかにし,その簡便な合成法を開発した。ポリシラン膜の導電性向上のためにはヘテロ芳香環の導入が有効であることを示し,またオニウム塩添加によってもそれが向上することを見いだした。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-05-07

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