コンカレントシステムの仕様記述法について
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概要
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複数個のプロセスが互いに協調しながら進行していくコンカレントシステムの各種の仕様記述法について記す. まず,広義の仕様記述言語がシーケンス記述言語・データ記述言語・試験仕様記述言語・(狭義の)仕様記述言語に分類されることを明確にした上で,それらの簡単な説明を行う. そして,狭義の仕様記述言語についてその理論的枠組の特徴を述べた後, 国際的な標準言語となっているものを中心に,比較する. 最後に,仕様記述言語の使い分け方について記す. つまり,主要な仕様記述言語として普及度やツールの整備状況等を勘案して特定のものを選択すると同時に,仕様を一つまたはそれ以上の別の言語に変換してその言語の得意な手法によって検証を行う.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-07-26
著者
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