プログラム仕様から手続き型プログラムへの変換の一定式化

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概要

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ソフトウエアの生産性や信頼性を向上させるための一方策として, 著者らは理解性の良い概念モデルとしてERモデル (Entity-Relationship Model) を採用し計算をデータフローで表す理解性と拡張性にすぐれた仕様記述言語PSDLを提案した. また, 非手続き的なPSDL記述のプログラム仕様を手続き型プログラムヘ変換する方法を提案した. しかL, 基本的な部分の提案に留まっており, まだ多くの課題が残っている. 例えば, 再帰的処理や複雑な入出力データ構造の処理プログラム変換方法がまだ確立していない. これらの課題を解決するには, 変換法の厳密な議論が必要である. そこで, 数学的な概念でプログラムを表す表示意味論を用いて, PSDLヘ数学的に厳密な意味を与える. また, プログラム仕様から手続き型プログラムへの変換の定式化について述べる.
一般社団法人電子情報通信学会の論文
1996-07-29

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