バイグラム言語モデルに基づく対話音声認識における冗長語・未知語処理

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概要

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対話音声認識システムにおいては、ユーザの発話内に辞書に登録されていない未知語や、間投詞・言い直し・言いよどみ等のユーザの要求に関係のない冗長語の扱いが非常に重要である。そこで、このような問題に対処できるようなアプローチを考える必要がある。本研究では、bigram言語モデルによる連続音声認識アルゴリズムに未知語および冗長語を任意の音節系列と仮定した未知語処理を組み込み、評価を行なった。その結果、未知語・冗長語を含む文に対して有効であることがわかった。また、文脈自由文法を用いた従来の我々の認識システムとの比較実験の結果においても提案したbigram言語モデルを用いた対話音声認識システムの有効性が示せた。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-04-23

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